オリエンタルエアブリッジと ATR、 ATR42-600 の導入とグローバルメンテナンスの契約覚書を締結

リージョナル航空機世界最大手の ATR(本社:フランス・トゥールーズ)は、オリエンタルエアブリッジ
株式会社(本社:長崎県大村市、以下「ORC」)と ATR 42-600、1機導入に関する契約覚書を締結し、
ORC が運航する、長崎および福岡地域に不可欠な信頼性ある航空路線を提供します。また ATR は、
整備費を削減し運航効率を高めるためのグローバルメンテナンス契約(GMA)を通じて、ORC 向けに
最適化されたサポートも提供します。
ORC の田中和史代表取締役専務は次のように述べています。「当社は、市場で最も効率性に優れ、
競争力のある ATR 機で、機材の刷新を開始します。ATR42-600 の導入は、持続可能で環境に優しい
手段での運航に対する当社の強いコミットメントと同様に、持続可能な未来への投資となるものです。
当社が保有することになる ATR 機は、ATR とのグローバルメンテナンス契約により、高効率でライフラ
インを結び、信頼性の高いサービスを提供して、長崎県の離島の活性化に貢献します。 海外渡航制限
が徐々に緩和されることが見込まれる中、一人でも多くの方が日本を訪れ、ORC を利用した旅行で、
世界遺産を有する長崎県の離島を楽しんでいただけることを願っています」
ATR の最高経営責任者(CEO)であるステファノ・ボルトリは次のように述べています。「航空は日本列
島の国内旅行や輸送に欠かせない手段であり、最適化された支援を提供できる航空機メーカーからの
新型機導入は、最適な選択といえます。当社の航空機は、現在もこれからも、日本のニーズに適したソ
リューションとなっていくでしょう。ORCが当社の新たな顧客となり、遠隔地の地域社会やビジネスに不
可欠な、信頼性の高い接続性を提供するという共通の目的に向けて支援できることを、うれしく思って
おります」
現在、日本国内では 15機の ATR機が運航されています。中期的には、国内で 100機の ATR機が運
航される可能性があると見込んでいます。

ATRについて

ATRは世界No.1のリージョナル航空機メーカーで、90席以下のリージョナル機市場のベストセラー機ATR42及びATR72を製造しています。社員全員が、世界中の人々を環境に責任ある方法でつなぎ、その発展をサポートするという一貫したビジョンをかかげています。継続的な改良を原動力とし、ATRは最先端の快適かつ汎用性の高いターボプロップ機を製造し、毎年100以上の新規路線開設に寄与しています。リージョナル・ジェット機と比較し、消費燃費、CO2排出量とも最大40%減となっています。これらの理由からATRは、世界約100カ国、200以上の航空会社に選ばれています。ATRはエアバス社とレオナルド社の航空業界大手2社が共同パートナーシップを結んだ事業体です。

 

詳しい情報はhttps://www.atr-aircraft.com/jp をご覧ください。