必要不可欠な繋がりをすべての人に届ける
ATR 42-600のSTOL(短距離離着陸型)モデルであるATR 42-600Sは、改良の結果、必要離着陸距離をわずか800Mへと短縮することに成功しています*。この改良のおかげで、同機を使用できる空港が数百ヵ所増え、航空会社には新たなビジネスチャンスをもたらします。また、さまざまな地域の人たちが、世界規模で経済や医療、教育、文化へ容易にアクセスできるようになります。
*70% load factor, on a 200NM mission
遠隔地にもアクセス

地域とのつながりが向上

ATR 42-600Sは、滑走路の長さが800~1,000mである1000以上の空港での離着陸に対応できます。このモデルの登場は、地域との接続性が増し、乗客と航空会社の両方にメリットをもたらします。
技術的に見たATR42-600Sの特徴
運航の最適化を目指した、コックピットの継続的技術革新
ATR-600シリーズのフルグラスコックピットは、充実した機能を備え人間工学に配慮した操縦環境をパイロットに提供することで、安全で効率的な運航を可能にします。快適性に優れ効率性の向上も実感でき、ヒューマンマシン・インターフェースの水準を引き上げるコックピットです。
航法や通信そして監視に関連する機能が、モジュール方式のアビオニクス・アーキテクチャ内に統合されています。この最新の設計思想はオープンで、また技術の進化を想定し、将来新たなソフトウェアやハードウェアの機能を個別に取り入れることもできます。この継続的発展を重視する姿勢こそが、ATRのDNAです。
こうした独自の特徴を、下の画像でターボプロップ機のコックピットを確かめてください。いずれも今後のさらなる改善に対応できるよう設計されています。
コックピットについて

シンセティック・ビジョン・システムが 空間識失調のリスクを低減
5つの大型液晶ディスプレイは、定期的にソフトウェアがアップデートされ最新の改善が反映されるような設計がされています
電子チェックリストを備えるエンジンおよび警告ディスプレイが、適切なタイミングで必要な手順を自動で表示
大規模空港でのタキシングをサポートする空港ナビゲーションマップ
Baro VNAV、LPV、RNP AR 0.3/0.3に対応する、最新式の性能準拠型航法機能
オンボード・パフォーマンス・ソフトウェア、各種書類、航空図などを表示する電子フライトバッグ
意思決定を円滑にする、暫定フライトプランおよびエンジンアウトSID機能
機体の性能に影響する場合にウィンドファクターを特定する、反応型ウィンドシアー警報装置
諸元
性能
重量とペイロード
機体寸法
ATR 42-600S | |
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離陸距離 (70% load factor, ISA, SL) | 800m |
着陸距離 (MLW, SL) | 810m |
航続距離 | 680NM / 1,259km |
ATR 42-600S | |
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離陸距離 (70% load factor, ISA, SL) | 2,625ft |
着陸距離 (MLW, SL) | 2,657ft |
航続距離 | 680NM / 782mi |
ATR 42-600S | |
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最大離陸重量 | 18,600kg |
最大着陸重量 | 18,300kg |
最大無燃料重量 | 17,000kg |
最大ペイロード | 5,150kg |
最大燃料重量 | 4,500kg |
ATR 42-600S | |
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最大離陸重量 | 41,005lb |
最大着陸重量 | 40,344lb |
最大無燃料重量 | 37,478lb |
最大ペイロード | 11,353lb |
最大燃料重量 | 9,920lb |
ATR 42-600S | |
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全長 | 22.92m |
翼幅 | 24.57m |
ATR 42-600S | |
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全長 | 75' 2" |
翼幅 | 80' 7" |
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